こどもの包茎

基本的に子供は生まれた時は包茎です。将来的にその子が包茎のままなのか、ムケるのかは成長してみないと分かりません。

世界的に見ると、一部の地域には割礼という儀式がありまして、これは生まれた子供のペニスの包皮を生後間もなく切ってしまうというものです。

ユダヤ人やイスラム教徒は男の子が生まれると割礼をする習慣があり、19世紀になると、自慰行為(オナニー、マスターベーション)が健康に悪影響があるとかいう説が出てきて、医学的根拠が無いにもかかわらず、継続的に自慰行為(オナニー、マスターベーション)を繰り返すと記憶力低下、心臓病や身体の麻痺などにつながる可能性があると言われていました。


男性諸君なら思春期に聞いたことがありませんか?

「オナニーすると頭が悪くなる」

そう、この噂の根源がこの話です。なので、それを防止する為に割礼(ペニスの皮を切る)が行われてたのです。

当時はイギリスやアメリカで包皮切除を奨励さえしていて、新生児の包皮切除を勧めていたようです。包皮を切除するとペニスの性感が鈍り、自慰行為(オナニー、マスターベーション)をする動機が少なくなると考えられていたみたいです。

切り方はその地域によって違い、アフリカ辺りでは包皮をビョーンと引っ張ってそのまま輪切りにチョキンと切ります。

日本では、うちの息子も産婦人科でやったのですが包皮の先の輪の部分を切り開きました。息子が生まれた産婦人科の先生は、ムケるまでの衛生状態等を鑑みた場合、ムケていた方が良いだろうという方針でした。

思春期の男の子は部屋でこっそりムク練習とかしちゃって、万一、カントン包茎になっても親には恥ずかしくて言わないですからね。それで何か障害が残っても嫌ですし。個人的には割礼賛成派です。

痛いのがかわいそうとかいう意見もあるでしょうけども、出産した母親の痛みに比べたら屁みたいな物ですし、そんな頃の記憶なんて残ってませんから。

子供の包茎について重要なのは、親の包茎に対する正しい知識です。子供は全員包茎なのですから、恥垢(チコウ:亀頭の周りのチーズの腐ったような匂いがずる白っぽいアカ )が溜まりやすいということです。

当然、子供のちんちんも、大人と同様で清潔にしておくことが大切になります。お風呂に入った時はちゃんとムイて洗ってあげましょう。

そして将来的にはちゃんとムイて洗うことを教えましょう(くれぐれもムクのに無理はせずに)。

特にまだ幼いお子さん、思春期のお子さんを持つ親御さん、このサイトに来たこの機会にこれからは正しい包茎の知識をもって子供を育ててあげてください。

家庭での、きちんとした親からの性教育というものは重要だと思います。